《問われているプロセス/天命反転の橋》は、フランスのエピナール市を流れる河にかける橋として構想されたが、実現には至らなかったプロジェクト。荒川修作+マドリン・ギンズの中心的コンセプト「天命反転」の礎となる作品であり、その核心は後の《養老天命反転地》(1995)や、《三鷹天命反転住宅》(2005)に引き継がれていく。
橋は21の装置の連鎖からなり、それぞれ「光の身体的推量」、「共同体的凝視のプロセス」などと名付けられ、 いずれも特定の身体的な行為を強いるような造作が仕組まれている。 VR作品は、全長13mの模型や、当時の制作ノート等の資料や他の《天命反転》作品をもとに作成。 実現していれば全長140mとなっていた橋のうち、50mをヴァーチャル空間に再現した。複雑な構造の橋を渡る体験ができる。
Date | Title | Exhibition | Place |
2022-07 | The Process in Question/The Bridge of Reversible Destiny-2022 VR version | 国際芸術祭 あいち2022 | 愛知芸術文化センター |
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