2019.2.28新国立劇場にて、東京大学池上研究室、大阪大学石黒研究室、ミクシィ、ワーナーミュージック・ジャパンの4社により「人工生命×アンドロイド オルタ3」共同研究プロジェクトの記者会見が行われ、弊社開発メンバの一人である土井も登壇した。

オルタ3は、生命表現を追求するために東京大学池上研究室が理論設計。弊社開発のソフトウエアであるダイナミクス生成エンジン「ALIFE Engine™」を世界初搭載。オペレーティング・システム含めロボットソフトウェア全般も弊社が開発を担当した。

今後「ALIFE Engine™」は次期バージョンの開発を進めるとともに、アンドロイド/ロボットやAIだけでなく、愛着や親しみ、存在感などの生命表現や生命特有のゆらぎが求められるプロダクトやサービスにも展開を拡張する予定。

<関連リンク> https://robotstart.info/2019/02/28/alter3-preview.html

オルタ3とは

「ロボットが生命感を獲得できるか」「生命とは何か」など根源的な問いの追究のために生まれたアンドロイド。

外界との相互コミュニケーションが可能。機械が露出した体や、性別や年齢を感じさせない顔などの特徴を持つ。東京大学と大阪大学の共同プロジェクト。

オルタ3は、2016年から始まったオルタシリーズの3代目であり、目には新たにカメラが装備され、口からの発声機能やダイナミックな動きなどが可能になった。

ALife原理(目的関数を最適するのではなく、運動が生成されることから作られるロボット)に基づき、目の前に来た人とのコミュニケーションや自分自身のシミュレーションから、新しいポーズも創出できる。