コリオグラファー・ダンサー/山田うんと、人工生命研究者/池上高志+Alternative Machine Inc.による新プロジェクト「Wild Wordless World」は、言葉なき世界から生命を模索する。
“生命をもった人間も、人工生命(ALife)としてのロボットも、自分勝手にうごき回りながらも、 相手の動きから何かしらの制約を受けることで、次の動きが規定される。 複数のGPT−3と会話することで、予定非調和なカオスが生まれる。 モチベーションは常に自分の外側にある。そうして全体で1つの生態系が作られる。 自然のみならず、人工生命世界にも当てはまる「野生」を思考しながら、 自ずと立ち上がる仮想と現実のつながりを見出してほしい。”
ドローンに設定されてることは、① 同方向に進む ②互いに惹きつけ合う ③近づきすぎると遠ざかる。ダンサーの持つドローンも仲間だと思い群れを作ろうとする。途中から登場のドローンは、③だけのランダム作動。
Scene2. GPT3 との会話
あらかじめ、物理学者として設定された2つのGPTが、山田うん、池上高志と、回ごとのテーマで会話をする。
大きなロボット〈November〉は、Scene4の〈Johnbot〉の大型版。
Scene3. VR
VR空間の中でダンサーが踊る。この仮想風景はアーティスト荒川修作の構想した「天命反転の橋」と、その中を自律的に飛び交かう無数の「トリ」で構成。ドローンと同じく、「トリ」は予測できない運動をし群れをつくる。
Scene4.〈Johnbot〉
地上を動く5センチのロボットは4つ足で左右に光センサーの目を持つ。右側のセンサーが光を受けると左側の足が振動し、左ならば右の足が振動する。その結果、光に近づく性質を持つ。この巨大バージョン〈November〉はGPTの会話に登場。
Date | Title | Place |
2023-06 | Wild Wordless World | Online streaming |
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