MISSION

あらゆるものに⽣命性を
インストールする

最適化や効率化を追求した⽬的としたテクノロジーのあり⽅ではなく、愛情や親しみ、存在感など⽣命的な新たなテクノロジーのあり⽅を探求。
あらゆるものに生命性をインストールすることをミッションとする。

ALTERNATIVE MACHINE Inc.とは

ウェブサイエンス研究者の岡瑞起、コンセプトデザイナー/社会彫刻家の⻘⽊⻯太、複雑系科学/ALife研究者の池上⾼志により2017年6月に起業。
「⼈⼯⽣命(ALife)」研究から⽣まれた理論や情報技術の社会応⽤に挑戦する研究者集団。
国内外のALife研究者とパートナーを組む、ALifeに特化した世界唯⼀のテクノロジー企業。現在、多数の企業との共同研究プロジェクトの他、ダイナミクス⽣成エンジン「ALIFE Engine™」の開発に注⼒している。

人工生命(Alife)とは

⾃律性、進化、意識など、あらゆる⽣命現象の原理を探求する研究分野。1951年に現代コンピュータの基礎であるノイマン型コンピュータを生み出した天才数学者ジョン・フォン・ノイマンが、ALifeの初代モデルを生み出したところからALifeの歴史が始まる。その後、ライフゲームのジョン・ホートン・コンウェイ、セルラーオートマトンのスティーブン・ウルフラム、遺伝的アルゴリズムのジョン・H・ホランドなど世界的な研究者たちにALife の精神が引き継がれていった。ノイマンの没後ちょうど30年後となる1987年にロスアラモス国立研究所で理論生物学者でありコンピューター科学者のクリストファー・ラングトンによって国際会議「ALIFE」が開催され正式な研究分野として立ち上がる。
ALifeは「生命とは何か?」を探求してきた数学者たちとコンピューターの歴史でもある。

ALIFE Engine™とは

ダイナミクス生成エンジン「ALIFE Engine™」は、動きを作り出すソフトウエア。
アンドロイドの生命表現を追求するために東京大学池上研究室が理論設計し、ALTERNATIVE MACHINE Inc.が新たに開発。
今後はアンドロイドやAIだけでなく、愛着や親しみ、存在感など生命表現が求められるようなプロダクトやサービスにも応用していく予定。

VISION

「生命」の再定義に基づく
最新技術を、社会に解放する。

「⽣命」の定義が更新されるたびに、⼈類は⼤きなパラダイム・シフトを経験してきた。たとえば、ダーウィンの進化論が⻄洋の宗教、社会システム、芸術そして科学に⼤きな影響を与えたことなどは、その一例だろう。
そして今、「⽣命」はデータ処理する計算機であり、アルゴリズムだとする考えが科学技術の前線で主流となりはじめている。この考えは、⽣命科学の発展に⼤きく寄与し、さらには最新のAI技術などの開発を通じて現実社会に今にもにじみ出そうとしている。
しかし、データ処理が⽣命の⽬的だとすれば、「⽣命」が持つマインドや意識、そこから⽣まれる感情などは単なるノイズとされてしまう。私たちが⽇々体験する豊かな情緒、世界そして⾃⼰にまたがる意識も、無意味なものと解釈されてしまう。

未来は、高知性アルゴリズムの延長なのか

ここで問いかけたい。「⽣命」の⽬的をデータ処理という計算機のアナロジーに幽閉してしまっていいのか。マインドや意識さらには感情という⽣命特有の価値に、知性を優先させ続けていいのか。無機質な⾼知性アルゴリズムが社会を動かしはじめた現在、果たしてその延⻑線上に私たちの未来を描いていいのだろうか。

「生命」の再定義から、パラダイム・シフトを

今こそ、⼈類にはALTERNATIVEな選択肢、思想、価値観、技術が必要だ。
日々、私たち⼈⼯⽣命研究者は、⽣命の特徴を抽出し⼈⼯的に再現することで「⽣命とは何か」という問いと向き合い、知りうる「⽣命」の枠組みを超えて、ありえる「⽣命」を探求している。⾃律性、進化、意識などの再現が難しく相反する意見や感情が存在する問いにも恐れず向き合うことで「⽣命」の謎を再定義し続けることができ、それが次の⼤きなパラダイム・シフトにつながるはずだ。
そして、その挑戦から学びえたことを社会に解放するために私たちはALTERNATIVE MACHINE Inc.(オルタナティブ・マシン社)を起業した。「⽣命」の概念を拡張する技術を社会に届ける⼈⼯⽣命研究者の集団だ。新たな生命と世界のわかり方が、ここから⽣まれてくる、私たちはそのように確信している。

MEMBERS
  • 升森敦⼠(代表取締役)

    株式会社オルタナティヴ・マシン代表取締役。東京⼤学⼤学院池上研。

  • 池上⾼志(取締役、最⾼科学責任者)

    東京⼤学⼤学院教授。理学博⼠。複雑系と⼈⼯⽣命をテーマに研究を続けるかたわら、アートとサイエンスの領域をつなぐ活動も精⼒的に⾏う。⾳楽家・渋⾕慶⼀郎⽒とのプロジェクト「第三項⾳楽」「Filmachine」(2006)「Alter」(2017)や、写真家・新津保建秀⽒とのプロジェクト「MTM」(2010)「LongGood-Bye」(2017)をはじめ、活動は多岐にわたる。著書に『複雑系の進化的シナリオ』(1997,共著)、『動きが⽣命をつくる―⽣命と意識への構成論的アプローチ』(2007)、『⽣命のサンドウィッチ理論』(2013)、『⼈間と機械のあいだ』(2016,共著)など。

     

    Takashi Ikegami Laboratory

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  • ⼟井樹 (シニアリサーチャー)

    1989年兵庫県生まれ。東京大学総合文化研究科特任研究員。学術博士。株式会社オルタナティヴ・マシン シニアリサーチャー

     

    社会性生物の群れの運動や人工システム内に創発する主観的時間などのテーマで研究をするとともに、アート/音楽作品の発表を行っている。主な作品に『Uonotayu』(CD, 2010)、 『Blues』(Installation, 2017)、『Peeling Blue』(CD, 2018)、『Bee Wee』(Installation, 2020)。また、CM、インスタレーション、展示のサウンド制作及びソフトウェアプログラミングも手がけており、主な近作には『Jens|PREVIEW 17SS』(音楽)、 『Yuna Yagi: NOWHERE』(音楽/サウンドプログラミング)、『機会人間Alter』(音楽/サウンドプログラム, Ars Electronica Award of Distinction)などがある。

     

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  • ⼩島⼤樹

    エンジニア。東京⼤学⼤学院池上研。特任研究員。

  • 丸⼭典宏

    エンジニア。東京⼤学⼤学院池上研。特任研究員。

  • 橋本康弘

    会津大学。上級准教授。人工知能学会ウェブサイエンス研究会幹事。

  • 岡瑞起

    筑波⼤学准教授。⼯学博⼠。ウェブサイエンス∕ALife研究者。株式会社オルタナティヴ・マシン共同創業者。⼈⼯知能学会ウェブサイエンス研究会主査。ウェブやインターネットのデータを使った社会分析、進化メカニズム、マーケティングの研究を⾏う。近著に、『作って動かすALife‒実装を通した⼈⼯⽣命理論⼊⾨』(オライリージャパン社)。

     

    Web Science Laboratory

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  • ⻘⽊⻯太

    コンセプトデザイナー、社会彫刻家。ヴォロシティ株式会社代表取締役社長、株式会社オルタナティヴ・マシン共同創業者。「Art Hack Day」、「The TEA-ROOM」、「ALIFE Lab.」、「METACITY」の共同設立者兼ディレクターも兼ねる。主にアートサイエンス分野でプロジェクトや展覧会のプロデュース、アート作品の制作を行う。

     

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PARTNERS
  • オラフ・ヴィトコフスキ

    プリンストン⾼等研究所・研究員。東京⼯業⼤学地球⽣命研究所・研究員。株式会社クロスコンパスCRI・主席研究員。

     

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  • 鈴⽊啓介

    サセックス⼤学。研究員。

  • ⾕淳

    沖縄科学技術⼤学員⼤学。教授。1995年、工学博士号を上智大学から授与される。1993年よりソニーコンピュータサイエンス研究所(株)の研究員、2001年より理化学研究所脳科学総合研究所のチームリーダを歴任し、2012年よりKorean Advanced Institute of Science and Technology (KAIST)の電子工学科教授に就任する。現在、沖縄科学技術大学院大学に教授として勤め、認知脳ロボティクス研究ユニットを主宰する。認知ロボット、脳科学、複雑系、発達心理、現象学等の研究に興味を持つ。2016の秋に自著、“Exploring Robotic Minds: Actions, Symbols, and Consciousness as Self-Organizing Dynamic Phenomena.”をオックスフォード大学出版より出版した。

  • 有⽥隆也

    名古屋⼤学大学院。教授。

  • マーチン・ハンジク

    トレント⼤学。主任研究員。

  • 佐⼭弘樹

    ニューヨーク州立大学ビンガムトン校(ビンガムトン大学)教授。1999年東京大学情報科学専攻にて博士(理学)取得後、ニューイングランド複雑系研究所にて3年間学際的研究に従事。2002年から2005年まで電気通信大学人間コミュニケーション学科に在籍。2006年にビンガムトン大学に移籍。研究分野は動的ネットワーク理論、集団行動学、計算社会科学、人工生命・人工化学、進化計算、ほか複雑系科学全般。国際複雑系学会(Complex Systems Society)理事・運営委員。Complexity(Wiley/Hindawi)チーフエディター、ほか各種複雑系関連学会誌編集委員。2014年から2017年までノースイースタン大学複雑ネットワーク研究センター客員教授、2017年より早稲田大学商学学術院教授を兼任。

     

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  • 飯塚博幸

    北海道大学大学院情報科学研究院。准教授。

     

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